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伝統工芸士
伝統工芸士という資格があることをご存知でしょうか。知らない方も多いと思います。伝統工芸士になるためには試験を受けなくてはなりません。 誰でも伝統工芸士になれると思っていませんか。伝統工芸士になるための知識や経験のない人には絶対に受験することができません。受験するには受験料のほかに公的機関からの受験票が必要なのです。そもそも受験資格をもらうには、伝統的工芸品の産業に少なくとも7年以上携わってなければなりません。この時点で、興味を持っただけでは受けることのできない試験だということがわかると思います。たとえば、受験資格があったとしても加賀友禅の場合、問屋さんなどの推薦がなければ受験しても合格はできないと言われているほど、難しい試験なのです。ですから、誰もが認める技術がないと合格できないのです。 試験内容は実技と知識の2種類が出題され、制限時間はともに1時間ずつです。また、各専門分野の課題作品を試験会場で提出し、それぞれの技量を審査されます。審査にあたるのは数名の公的な試験官です。 技術はそれぞれの経験により、高めるものなので、受験資格が7年以上携わっていなければならないという条件も納得できると思います。また、知識に関しても色々な方面から勉強しなければ回答できないようなものばかりなので、伝統工芸士になることは本当に難しいことなのです。 しかしながら、日本の伝統工芸を後世に伝え、守り続けるという意味では、この資格に大きな意味があると思います。ですから、伝統工芸に携わっている人たちには積極的に挑戦してもらいたいと思うのが本音です。